新サービス「いくつしま」の提供開始
株式会社アイオーアーキテクト(当社)は、2018年6月1日より、「いつくしま」というOTRS保守サポートのサブスクリプション・サービスをご提供を開始します。当社は、約5年以上のOTRSに関する導入や開発、他のオープンソースと連携を開発してきた実績がございます。これまでは、お客様からの要望に応じて機能を開発してきましたが、その機能を標準化し、パッケージ化することで、エンドユーザーでも簡単にインストールしてご利用頂くことが可能になることと、新バージョンで新たに開発する工数、費用を削減することが可能になります。
サービス開始時点(2018年6月1日)では、以下の5つの機能をご提供になります。今後、パッケージを増やしていく予定です。
(1)CSVインポートエクスポート表示の日本語文字化け解消
OTRS Community Editoonでは、構成アイテムのデータをCSVインポート/エクスポートしたときに日本語データがあると、文字化けします。このパッケージにより文字化けが解消できます。
対象バージョン: OTRS6
(2)メール誤送信の防止機能
OTRSからメールの送信時に誤送信を防止するために、メールアドレス、件名、本文、添付ファイルを確認するためのダイアログを表示します。このパッケージにより誤送信を防止することが可能になります。
対象バージョン: OTRS6
<メール誤送信防止機能の確認ダイアログ>
(3)メール文字化けの解消
OTRSでメールを受信したとき、UTF7で送信したメールの件名が文字化けしたり、髙橋の「髙」や草彅の「彅」、①②などの機器依存の文字について文字化けします。また、添付ファイルの文字化けなども文字化けします。このパッケージにより日本語の文字化け解消をすることができます。
対象バージョン: OTRS5, OTRS6
(4)システム・アドレスへのメール送信機能
メーリングリストで問い合わせを共有している業務についてOTRSでチケットを管理したい場合などで、OTRSから自分自身のメールアドレスに送信する使い方をしたい場合があります。しかし、OTRSで利用しているシステムアドレスには、メール送信出来ない仕様になっていますが、このパッケージによるメール送信が可能になります。
対象バージョン: OTRS6
(5)カレンダー一括更新
OTRSには、チケットの解決期限を計算するための営業日カレンダーがあります。このカレンダーを運用上毎年更新する必要があるのですが、この設定変更はかなり時間がかかる作業ですが、簡単に一括して更新することができます。
対象バージョン: OTRS5, OTRS6
詳細は、こちらのページをご参照頂くか、7月にサービスに関するセミナーを実施しますので、ご来場頂ければと思います。