Google社及びMicrosoft社によるクラウドサービスであるGmail, Exchange onlineで
メールを運用する場合将来的に既存のIDパスワードによるPOP, IMAP,SMTPによる
基本認証が廃止され、先進認証(OAuth 2.0)のみをサポートするとアナウンスされています。
•マイクロソフト社:Exchange Online の基本認証が非推奨となる
•Google社:安全性の低いアプリによる G Suite アカウントへの接続が無効に
当社では、2021年7月7日からOTOBOソフトウェアのOAuth2.0対応するアドオン・パッケージの
ご提供を開始致します。このパッケージは当社のOTOBO保守サポートを契約されているお客様
向けのサブスクリプション・パッケージとなります。OTRSをお使いのお客様はOTOBOへ
バージョンアップを推奨致します。
アドオン・パッケージ名: OAuth2Email
バージョン: OTOBO 10.0
この拡張機能により、OTOBOでOAuth2トークンでGoogle WorkplaceとExchange Onlineの
メールをIMAP及びPOP3で取得が可能になります。
SMTPについては、localhost配信後にPostfix等で対応して頂くことを推奨しております。
■基本認証廃止の予定
2021年7月7日時点では、コロナの影響より明確な廃止時期は
アナウンスされておりませんが、移行期間として1年ほど設けるとのことです。
・Google Workplace(旧G Suite) – 2021年2月15日期限が延長
・Microsoft Exchange Online(Microsoft365) – 2020年10月31日期限が延長
■発生する影響
OTOBO(OTRS)ソフトウェアにて、メール受信が出来なくなります。
■対象となるお客様
•Exchange Online(Microsoft365)をメールサーバとしてご利用のお客様
•Google Workspace(旧G Suite)のGmailをメールサーバーとしてご利用のお客様