2015/02/16 桜井耕造
顧客WebインターフェースでCIを選択
<顧客WebインターフェースでCI選択>
OTRS AGが有償で提供している”CIs in Customer Frontend”というOTRSビジネスソリューション™機能について、動作確認をしてみました。本機能を利用することで、顧客Webインターフェースより、その顧客の構成アイテム(CI)に関する以下のデータを閲覧することが出来ます。オープンソース版のみでは、顧客Webインターフェースより構成アイテムを閲覧することは出来ません。)
・CIのID
・CIの名前
・CIのクラス
・CIの展開状況
・CIのステータス
・最終更新された日時
顧客よりWebで問い合わせする時に顧客(企業)に紐付いた構成アイテムを選択してチケットを起票することで、担当者がどの構成アイテムとリンクされているのかを特に操作することなく、把握することが出来ます。
[画像1: “CIs in Customer Frontend”の顧客WebインターフェースからCIを選択]
このOTRSビジネスソリューション™には、もう一つ機能があります。メールの本文に構成アイテム番号の文字列がある場合、該当のCIを自動的にリンクします。Zabbixなどの監視ソフトウェアからメールで連携している場合などは、この機能を利用することで、自動的に構成アイテムとリンクさせる使い方ができます。
[画像2: “CIs in Customer Frontend”の自動リンク]
上記に似た機能を弊社でも開発しており、外部の監視システムの障害アラートをSOAPやRESTで連携した時に取得したホスト名と、そのホスト名と合致したCMDBの構成アイテム(ノード、アプリなどのCI)を自動的にリンクする「CI自動リンク」の有償アドオンを提供しております。(画像3を参照)
※「CI自動リンク」は、OTRSに一切手を加えることなく実現しています。
[画像3: CI自動リンク]
<OTRS AGで提供している動画>
詳しくは、以下の動画(英語)を見て頂くか、弊社にお問い合わせ下さい。