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ラボノート

2014/12/15 桜井耕造
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ITIL構成管理プロセスのオープンソース(CMDBuild)の紹介

<ITIL構成管理ソフトウェア: CMDBuildの紹介>

OTRSにもITIL準拠の構成管理の機能があるのですが、構成管理に特化したオープンソースであるCMDBuildを紹介します。本ソフトウェアは、2005年よりイタリアのTecnoteca社により開発をしており、オープンソースとしてAGPL v3ライセンスで公開されています。CMDBuildは、OTRSのようにインシデント管理などの機能がありませんので、インシデント管理などの他の管理プロセスとリンク(注意: CMDBuildではリレーションという)したいのであれば、このソフトウェアのみでは要件を満たす事が出来ませんので、OTRSとの併用が求められます。しかし、今後普及が予想されるdockerなどによるコンテナ化が進めば、1つの構成アイテムから階層的にリンクを張り、数階層に跨っての影響範囲を特定したり、グラフィカルに表示したいときは、このソフトウェアを利用するメリットがあると思われます。また、OTRSのようにOCS Inventory NGなどと連携してリポジトリ情報を自動取得が可能なソフトウェアです。

CMDBuild:  http://www.cmdbuild.org/en/

Tecnoteca社: http://www.tecnoteca.com/en

CMDBuildの画面イメージの資料はこちらをご参照下さい。

CMDBuildインストール手順(2015/03/30追記)

(1)CMDBuildの機能紹介

CMDBuildで実現できる機能を紹介します。

?構成アイテムの管理
・構成アイテム(クラス)の種類を複数作成(削除不可)
・構成アイテム(クラス)間のリレーションの作成
・構成アイテム(クラス)間のリレーションをグラフ表示(4階層まで)
・構成アイテム(クラス)、その属性ごとのアクセス権限付与
・構成アイテム(クラス)の情報を検索
・構成アイテム(クラス)をCSVインポート、エクスポート
・リレーションの属性を定義

?Web管理者コンソール(ユーザー/管理モジュール)

?Webサービス(REST/SOAPインターフェース)
・OTRSと連携することで、OTRSのチケットから操作、OTRSへチケット生成が利用出来ます。
・RESTインターフェースは、2.3.0からの利用出来ます。

?他のオープンソースと連携機能
・OCS Inventory NGと連携することで、サーバのリポジトリ情報の自動取得をCIに
自動インポートする事が出来ます。、OTRSへチケット生成が利用出来ます。
・Alfrescoと連携することで、ドキュメント管理が可能になります。
・sharkと連携することで、ワークフローが可能になります。
・JasperReportと連携することで、レポーティング機能が可能になります。

(2)CMDBuildの動作環境
CMDBuildは、以下のソフトウェアにより動作します。
・Tomcat 6/7
・PostgreSQL 9.3
・Redhat Enterprise Linux 6/7

まとめ
OTRSの構成管理と比較すると、CMDBuildは大規模なシステム運用に適した構成管理ソフトウェアです。特にあるCIが障害発生したとき、その影響範囲を階層的にグラフィカルに表示出来るという点は、複雑化したクラウド環境やコンテナ環境の管理に必要な機能になるのではないと思われます。

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