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ラボノート

2022/01/14 平見知久
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WikipediaでOTRSの後継にZnunyが採用されています

Wikipediaですが、問い合わせ管理にはOTRSが使われていました。((OTRS)) Community Editionの更新がされなくなって今はどうなっているのか気になっていたので調べて見たところ、OTRSからZnunyに移行したようです。

Wikipedia:問い合わせ対応ボランティアチーム

ZnunyもOTOBO同様オープンソース時代のOTRSからフォークしてオープンソースとして活動しているプロジェクトです。昔はオープンソースは敬遠されていた時代もありましたが、こういった事例を見るとメンテナンスが止まるリスクについてはプロプライエタリよりはOSSのほうが優位だとはっきり言えるかと思います(私はストールマンのようなOSS至上主義ではないので全部がOSSが優秀だと言うつもりはないですが)。

OTRSがクローズドに移行するという話を聞いたときに、「フォーク出るんじゃね?」と社内で言っていたのですがまあその通りになりました。ある程度利用されて開発コミュニティが成立しているOSSに関しては開発元が何らかの事情によってプロジェクトの継続ができなくなっても、派生プロジェクトが立ち上がることに期待できます。

有名どころですとCentOSなんかもそうですね。Rockey Linux, AlmaLinux, Lenix等、後継フォークが多数出てきています。

後継者問題に関していえば後継がなくなって消えるものも当然ありますし、逆にCentOSなどのように多数派生が出すぎてどれがいいのか悩んだりという両極端になるのが困りものではあります。

OTRSの場合、現状後継・代替としてはOTOBOとZnunyが本命かと思います。どちらも((OTRS)) Community Edition 6から派生して独自にメンテナンス・拡張が活発におこなわれています。ここまでは既存のOTRSを引き継ぐといった面に力が注がれていました。OTOBOのほうは顧客画面にはだいぶ手をいれていますが、担当者画面についてはOTOBO, Znuny共に機能面ではほとんどOTRSと同じです。ただし今後はおそらくそれぞれ独自の進化のほうにシフトしていくと考えられます。両者それぞれ色が出てくるとおもいますのでチョイスが正直悩ましいところではあります。

一応言及しておくと、OTOBOとZnunyの仲が悪いということはありません。現にOTOBOの一部にはZnuny由来の機能が存在しています。別々にフォークしながらいいところは取り込んでいくといった、OSSらしい良い循環が出来ているように見えます。

個人的には正直「統合してくれないかなー」と思わないところがないわけではないですが、どちらに対してもウオッチ・ささやかながら貢献していくつもりです。

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