2022/03/01 桜井耕造
ジョブ管理のオープンソース「JS7」のご紹介
ジョブ管理ソフトウェアというと、SenjuやJP1を思い浮かべる方が多いかと思います。でも、費用が高いので、もう少し廉価にジョブ管理が出来ないかと、オープンソースを探すとHinemosやJS7が出てきます。私は、どの製品も触ったことがありますが、どれも一長一短があると認識しています。その中でも弊社で取扱いの多いOTRSと親和性のあるJobScheduerと連携して、リリース管理システムを構築したことのある最近のJobScheduerについてご紹介します。
最近のJobSchedulerは、2021年7月にJS7® JobScheduler V.2.0.0としてブランド名を変えてリリース致しました。これまでとは、JobSchedulerコントローラ、エージェント、JOCコックピットが一新されました。以下、JS7® JobScheduler V.2.0.0を「JS7」と言います。まず、JS7を簡単に紹介します。
開発元 |
SOS GmbH(正式名はSoftware- und Organisations-Service GmbH) 詳しくは、こちらをご参照下さい。 |
リリースノート | 詳しくは、こちらをご参照下さい。 |
JS7の紹介セミナー |
こちらのYouTubeで分かりやすく説明されています。 動画の自動字幕が面白いです! |
JS7のインストール手順 | 詳しくは、こちらをご参照下さい。 |
JS7のジョブ管理手順 | 詳しくは、こちらをご参照下さい。 |
日本の保守サポート代理店 | OSSラボ株式会社 |
ライセンス | GPL v3(General Public License Version 3) |
JS7の動作環境
ジョブを実行する対象サーバは、以下のプラットフォームに対応しています。
OS及びバージョン | Architecture |
Windows7, 8, 8.1 ,10 Windows2008 R2 Windows2012 R8 |
32bit, 64bit |
REEL 5, 6, 7, 8 CentOS 5, 6, 7, 8 |
32bit, 64bit |
Mac OS X | 32bit, 64bit |
AIX 6 | PowerPC |
Solaris 9, 10, 11 | SPARC x86-64 |
HP-UX 11.0 | IA64 |
JS7のメリット
JS7の導入メリットは以下の2点考えられます。
(1)プログラマブルな管理が可能
ジョブの定義は、プログラミングすることで実現できます。対応言語は、他言語対応(Java, Perl, JavaScript, VBScript, Powershell, シェル等)しており、プログラマブルに定義する特徴があります。従って、外部のOSSから動的にジョブを投入、定義したい時などは、お勧めなOSSとなっております。
(2)プロダクトの保守サポート費が安価
詳しくは、OSSラボ株式会社のサイトをご覧ください。(こちら)