2023/12/19 桜井耕造
OpenAuditのディスカバリー機能(Windows)
OpenAudit(v5.0)は、PC又はサーバのインベントリ情報を収集してくれます。自動的に収集することも手動実行で収集することも可能なツールです。例えば、社員の端末の情報をOpenAuditにアップロードしたい場合は、各ユーザーがaudit_windows.vbsのバッチを実行することで実現できます。社員の端末にエージェントをインストールする必要もないので、ユーザーの導入負担が少なく情報収集することが出来ます。
インベントリ情報は、ハードウェア、ソフトウェア、Windowsの設定情報まで幅広く取得することが出来ます。どんな情報を取得できるのかを以下ご紹介します。
■Windowsの設定情報
ホスト名、IPアドレス、OS名、OSバージョン、ドメイン、使用言語、ログインユーザー名、Windowsライセンスキー
■ハードウェア情報
ハードウェアメーカー、ハードウェアモデル、BIOSメーカー、ディスク情報(メーカー、ディスク容量)、メモリ容量、接続されているモニター情報(モデル、メーカーなど)、プロセッサー情報(メーカー、スピードなど)
■ソフトウェア情報
ソフトウェア名、バージョン、製造会社、インストールされた時間 など
また、収集した端末情報に追加で様々な情報を登録することも出来ます。デフォルトで用意されているフィールドもありますが、ユーザーが独自のフィールドを追加することも可能です。例えば、以下のようなデータを登録できます。
■ロケーション
会社、組織、市町村、住所、国、所有者 など
■購入情報
購入請求書番号、資産管理番号、購入者番号、購入ベンダー、購入日、EOS、更新期限 など
■添付ファイル
画像ファイルはその内容を表示させることもできますし、単純に添付ファイルとして格納させることも出来ます。