2024/10/29 平見知久
OTOBOの公式アドオン ー HideShowForAgentTicketCompose
HideShowForAgentTicketComopseアドオンは返信画面のダイナミックフィールドの表示・非表示をOTOBOのACL機能によって制御できるようにするアドオンです。
ACL機能ではチケットの値(キュー、ステータス、責任者など)を参照して様々な条件を指定することができますので、指定した条件に従ってダイナミックフィールドの表示・非表示を制御することができます。
例えば、ダイナミックフィールド “クローズ理由”を用意しておいて、ステータスが”クローズ”の時だけ入力できるようにする、”機器サポート”キューのチケットだけダイナミックフィールド”ファームウェアバージョン”を利用するようにする、チケットタイプが”問題管理”の場合にだけダイナミックフィールド”原因分析”を表示するようにする、などなど、様々な利用パターンが想定できます。
実際に設定した場合の動きを見てみましょう。
今回はステータスが”クローズ”の時だけ入力できるようにするケースをお見せします。
ステータスが「対応中」の場合、画面にはダイナミックフィールドが3つ表示されています。
ステータスを変更して、「クローズ(不成功)」に切り替えると、画面上では新たに「クローズ理由」の入力欄が追加されます。
再度クローズ以外のステータスに切り替えるとその結果に応じて動的に表示・非表示が切り替わります。
今回はダイナミックフィールドの表示・非表示を制御するHideShowForAgentTicketComposeアドオンについて紹介しました。条件がかなり柔軟に制御できるため、色々と利用方法を思いつく良いアドオンです。残念なのは現状メール返信のみ対応という点です。今後の対応に期待したいところです。