2015/01/26 桜井耕造
Zabbix障害アラートをOTRSに自動登録
2015/01/26 桜井耕造
Zabbix障害アラートをOTRSに自動登録
<Zabbix障害アラートをOTRSに自動登録>
ZabbixからOTRSへ自動連携で、簡単に実装したいのであればメールで連携するのが良いです。しかし、メール連携では、OTRSで取得したデータをExcelでチケット一覧に出力したり、障害のあったホスト名で検索したりすることは出来ません。また、リアルタイムにOTRSに起票できないなどの課題もあります。Zabbixとの連携に関する説明を2015年1月19日にOSS運用管理勉強会の『OTRSによるシステム運用管理の導入事例』セミナーにて使用した資料の一部を公開します。
これまで、メール連携、SOAP連携、REST連携を実装した経験から、OTRS4でREST連携した方式がパフォーマンスも良いので、お勧めの方式となります。その時のZabbixの設定例を紹介します。
<Zabbixの設定例>
1)「設定」の「アクション」をクリックし、「アクションの作成」を押下する。
2)「アクションの実行条件」タブをクリックし、APIを実行する条件を設定する。
3)「アクションの実行内容」タブをクリックし、「新規」をクリックしてAPIの実行内容を設定する。
実行内容のタイプ: リモートコマンド
ターゲットリスト: 実行するサーバを指定
次で実行: Zabbixサーバー
コマンド: “/usr/lib/zabbix/alertscripts/プログラム名 “マクロ名” ” マクロ名”
?設定が完了したら「保存」を押下する。