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ラボノート

2024/08/06 平見知久
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OTOBO11.0の新機能 – ダイナミックフィールドのダイナミックフィールド・セット型

OTOBO11.0で追加された新しいダイナミックフィールドの型の紹介の3回目となります。1,2回目は以下をご覧ください。
・OTOBO 11.0の新機能 – ダイナミックフィールドのLens型
・OTOBO11.0の新機能 – ダイナミックフィールドのスクリプト型

ダイナミックフィールド・セット型はいくつかのダイナミックフィールドを束ねて1つのダイナミックフィールドとして扱う機能です。例えば「OSタイプ」と「OSバージョン」等、基本的にセットで管理する項目をわかりやすく管理するために有効です。他の2つの型に比べてイメージしやすいですし、ユースケースも思いつきやすい機能なのではないでしょうか。

セット型を作成するためにはあらかじめ構成要素となるダイナミックフィールドを追加しておきます。
例として以下の2つのダイナミックフィールドをまとめてみることにします。
・OSタイプ “ostype” – ドロップダウン型
・OSバージョン “osverion” – 本文(文字列)型

作成が終わったらこれをまとめるセット型を作成します。
・OS情報 “osinfo” – ダイナミックフィールドセット型

ダイナミックフィールドセット型では、まとめるダイナミックフィールドを指定する必要があります。この指定はダイナミックフィールドの登録(編集)時に行いますが、現バージョンではYAML形式で記述します。(将来的にはもっときちんとしたUIになるのかもしれません)
YAMLとして以下のように記述します。

---
- DF: ostype
- DF: osverion

1行目はハイフン(‘-‘)3つです。また、YAMLでは行の頭の空白は意味を持ちますので余計な空白を入れないようにしてください。

後はダイナミックフィールドを表示するように画面設定を変更して画面を開くと以下のように表示されます。

文字数が多いのでちょっとわかりにくいですが、OS情報の下位としてOSタイプ、OSバージョンが表示されているのがわかります。

また、AgentTicketFreeTextなど、チケット情報の編集画面に追加すると枠で囲まれてよりわかりやすいですね。

使用上の注意点としては、編集画面に追加する場合にはまとめられた側のダイナミックフィールド(例ですとOSタイプ、OSバージョン)単体は表示しないように設定してください。送信時に両方で更新がかかって意図しない動きとなる場合があります。

今回はダイナミックフィールド型について紹介しました。YAMLでの設定が必要になりますが他の2つに比べて利用ハードルが低く、またユースケースも想定しやすいのではないでしょうか。機会があれば試してみていただきたいと思います。

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