2021/12/14 桜井耕造
Znunyのアドオンのインストール
Znunyをインストールした後(Znunyのインストール手順はこちらをご参照下さい。)、使用したい機能を追加したいときは、Znunyアドオンをインストールする必要があります。Znunyのアドオンには以下の種類があります。
種別 | パッケージ名 | 機能 |
ヘルプデスク | FAQ | ナレッジ管理 |
Survey | 顧客アンケート | |
OTRSMasterSlave | チケットのマスター・スレーブ | |
SystemMonitoring | システム監視連携 | |
ITSM | ImportExport | CSVファイルのインポート、エクスポート |
GeneralCatalog | ITSM基本モジュール | |
ITSMChangeManagement | 変更管理 | |
ITSMConfigurationManagement | 構成管理 | |
ITSMCore | ITSM基本モジュール | |
ITSMIncidentProblemManagement | インシデント管理、問題管理 | |
ITSMServiceLevelManagement | サービスレベル管理 |
(1)ITSMパッケージのリポジトリ登録
ZnunyはOTRSと同様にITIL準拠の機能を有したITSMパッケージがあります。デフォルトでは、Znuny ITSMパッケージのリポジトリサーバが登録されていないので、Znuny ITSMのリポジトリを登録する必要があります。登録する方法を紹介します。
①Znunyにログインした状態から「管理」→「システム設定」をクリックし、左側にある操作欄内のドロップダウンリストから「OTRS」を選択します。「Core::Package」にある「Package::RepositoryList」をクリックします。
②「+」を押下し、左側の鍵欄に「https://download.znuny.org/releases/itsm/latest/」、右側に「Znuny ITSM」を入力して、「〆」アイコンを押下します。続いて、上部に「デプロイされていない設定があります。デプロイしますか?」をクリックし、「選択された変更をデプロイ」を押下します。
(2)ITSMパッケージをインストール
前項の「ITSMパッケージのリポジトリ登録」をしたら、パッケージのインストールをします。
①Znunyの担当者Webインターフェースに管理者権限でログインします。
②「管理」の「パッケージ管理」をクリックします。
③、該当するリポジトリサーバを選択して、「リポジトリ情報の更新」をクリックします。
- Znuny ヘルプデスクパッケージ: [ Freebie Features ]
- Znuny ITSMパッケージ: [ Znuny ITSM ]
④リポジトリにあるパッケージリストが表示されます。インストーしたいときは「インストール」をクリック、アップグレードしたいときは、「更新」を押下します。パッケージ名をクリックすると、パッケージの詳細情報が表示されます。ここでは、ImportExportのパッケージをインストールをします。
これで、インストール完了です。
これまでZunuyについて以下の解説をしてきました。
第1弾: Znuny 6.2.1インストール手順 →こちら
第2弾: Znunyの様々なWebインターフェース →こちら
第3弾: Znunyの顧客ユーザーのユーザー管理 →こちら
第4弾: Znunyの開発ロードマップ →こちら
第5弾: Znunyのアドオンのインストール →こちら
第6弾: 高機能なZnunyのメール送受信機能 →こちら
第7弾: チケット管理のメール送受信の設定 →こちら
第8弾: チケット管理のキューの設定 →こちら
第9弾: ノンプログラミングでフィールドを追加 →こちら
第10弾: テンプレートの作成 →こちら
第11弾: メール通知の設定 →こちら
第12弾: ドロップダウン形式のフィールドを抽出表示 →こちら